ジョージア(グルジア)

岩波ホールで、ジョージア(グルジア)映画上映中と知って、早速、出掛けた。

「祈り」「希望の樹」「懺悔」の三本立。監督は、テンギス・アブラセ。
この三部作について、生前のインタビューで監督は、語っている。
「私たちは、長い間、血なまぐさい方法で善良さを根絶やしにしてきたことの報いを受けています。自分の過去を葬ったものは、現実に近づくことも、未来を見ることもできないのです。最大の罪は恐怖なのです。三作品はたくさんの考えによって互いに繋がっています。その中心にあるのは倫理の問題であり、私が最も重要なテーマの一つと考えているのは”罪悪感のない罪悪”です」。

峻立する山岳、対立する宗教、抑圧する慣習、革命と独立。テーマは重いものばかりだが、鑑賞後に「しっかりした体感」がやってきた。観るべくして観た映画だった。

ジョージアは、憧れの国。三年前のこと、突然、天から降るように現れた一枚の写真に魅せられた。旅行会社のありふれたパンフレットの中に光って見えたのが、ツミンダサメバ教会(三位一体教会)。これはどこ?と情報を手繰ると、ジョージアのステパンツミンダという山岳地帯だという。「トリビシから北へ約160キロ、ロシアとの国境まで8キロほど。グダリウからステパンツミンダの間のグルジア軍用道路には、もっとも高い峠十字路がある。11世紀のグルジア王ダヴィド4世が、イスラム教国オセチアとの境界を示すために木の十字架を立てたのが始まり。ロシア国境に聳えるカズベキ山は、コーカサス山脈でも有名な山で、標高5033メートル」とある。地の果てながら、親しい。

昨日の新聞記事に、岩波ホールの原田健秀氏へのインタビューが載っていた。見出しに「ジョージア愛40年 伝説作品を初公開」とあり、「グルジアのグの字がある本や記事なら何でも切り抜いて集めた」と語っている。10月に、20作品を集めたジョージア映画祭に漕ぎつけるとのこと。なんとありがたい!密かに焦がれていた想いに、道が開く。

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miyomiyo7

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電車、飛行機、車、自転車・・・乗り物で移動するのが大好きで、その間に考え事をしたり「夢」を見るのが得意です。
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