ブラームス

「秋といえば、ブラームスでしょ」と、ピアノを教えてくれている友人がきっぱりと立ち上がり、楽譜の棚で捜し物を始めた。「はい、これ貸してあげるから。大丈夫。絶対弾けるんだから」と強引なこと。

ブラームスなんて、畏れ多くて一つも知らない。受け取った譜面から、なにも聞こえてこない。お願いだから弾いてみてと頼むと、波に揺られるような、子守歌のような節が届いた。

iphonで音源を探し、ダウンロードした。聴く度に、地上から足が浮くような、周りの景色が無くなるような不思議な空間に誘われる。
日常に豊かな異空間を持つことが、音楽の魅力なのかもしれない。
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