新聞

先に新聞を読んだ。「なんか、おもしろい記事、あった?」と夫に聞かれた。「ないよ。哀しいことばっかり」と即答した。でも、思い直して「オピニオンのところは、おもしろかったよ」と伝えた。

ドイツ文学者の池内紀氏が「私の歩んだ戦後70年」と題して寄稿している。見出しに惹かれた。「国は信用ならない。他人は頼りにしない。自分で考え決断する」とある。

彼は言う。
「久しく『読む訓練』をしてきた者からいうと、語られていること以上に、語り方が真意を表している。時の権力者、また権力にすり寄る人々の語り口を、少し意地悪く見張っているのも悪くない。気をつける点として、次の三つがあるような気がする。1.主題をすり替える。2.どうでもいいことにこだわる。3.小さな私的事実を織り込む。 丁度いい機会だ。記念年に際して、ものものしく発表される『作文』を採点してみてはどうだろう」

うん、今夕の「談話」を聴く目安にしよう。

それにしても、この3つのポイントは、実によく使うなぁ。ごまかしたい時、勝ちたい時、どうでも押し通したい時、有効です。

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する