ゆず

年末に庭で採れたゆずがまだたくさんあって、毎朝、2つ、食べる。りんごにんじんゆずジュース。当初、かなわないなぁと臆した苦みも、今はすっかり慣れて心地よい。

のどからお腹へ、薄もも黄色のふわふわが降りていって、ゆっくり拡がる。あとからやってくるパンのかけらや卵が、すっぽりと泡の中に着地する。身体が目覚めて、もうスタンバイした気分になる。

台所のテーブルで、ゆずは小惑星のよう。鋭く光って、ゴツゴツして、種をいっぱい抱えて、彼らは「べつに好きにならなくたっていいよ」と、とっつきにくい。イチゴみたいに可愛くない。そこがいい。
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