i-pad

二月の半ばに、娘が女の子を出産しました。遠くて誰も応援に行かれない中、息子が「ひいばあちゃん」宅にi-padを持ち込み、親戚一同集まってskypeを通してのご対面となりました。双方向で話が出来、映像も美しくて感嘆の声。「まるで、初めてうちにテレビが来た日、ってノリだねぇ」と、普段i-pad仕様の息子には、かえって新鮮なリアクションとなりました。手を突っ込めば触れそうな身近さに、「どこでもドアならいいのにねぇ」と、欲望は拡がります。

出産という原初的な出来事と、i-padという最新技術の効用が重なって、話題はなんだか沸き立つ混乱です。「なんでこれが無料なの?」「インターネットだから」「???」。「ねぇ、おしりに蒙古斑はある?」「ああ、ないなぁ」「えええ!」「誰に似ている?」「日替わりでいろんな人」。わかるようでわからない、質疑応答が続きました。

「私が生まれたときに持っていた卵なんだよね、すごいことだねぇ」と娘。時代を超え、国境を越えて生まれ育つ命の本流に触れるひととき。そんなこんなの二月は、閏年もあって、ずっとずっと続くように感じられました。



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